26日深夜作業ジカン

終電を逃しました。福田です。

こうなったら淺井さんの制作をとことん観察、お手伝いします。
こんな機会めったにあるもんでもないから。
もはや深夜のテンションです。

なにより楽しい。楽しい。



窓の泥絵がまたどんどん変わっていきました。

淺井さんの普段のドローイングに近くなって来ています。

初めてお会いしたときに、淺井さんは、
「ドローイングは自分に一番近いところにある。
 泥絵やマスキングプラントは自分から一番遠いところで、他人と関わるところにある。
 どちらも大事」
と仰っていたように記憶しています。

窓の泥絵が、ドローイング表現に近くなっている。

淺井「この場にそれだけ(自分が?)なじんできたってコトかな」





☆天井のマスキングプラントは、こんな小さな果実として収穫されました。





ドアの泥絵を一部落とす作業をやらせてもらいました。

これが、楽しい。

絵を 消す 感覚ではない。
消えてゆくのではない。

なんと形容したらいいかわからないけれど、ペインティングに感覚が近い。

なんて気持ちよく落ちてゆくんだろう。

絵が消えてゆくのが こんなに美しいなんて。





淺井さんは、自分の部屋を作るように制作して行きます。

「マックでもどこでも、ものの30分くらいで自分の空間になっちゃう」
と仰っていたのが、得心がゆきます。

(LーCAMPと少し近くなってきた?窓の泥絵しかり)

深夜に部屋の模様替えをしたくなる、あの衝動に似ているでしょうか。

とまらない。とまらない。

普段の生活と、制作と 
本当に何の矛盾もない。

そんな 制作を間近で体感しました。


美しい空間。
空間のスケール感。
それが間近で出来上がってゆくジカンに立ち会えました。
いいジカンを みた。


それにしてもなぜ
この空間はかくも美しく、
こんなに落ち着くんだろう。



「狩野君がきたらびっくりするっことしたいね」

狩野さんはどうアクションを返してゆくのか。


ジカンノハナ展。会期ジカンは残りわずか。
でも
終わり は きっと ない。


ボランティア福田末度加